推薦入試で目的の専門学校へ入学するためにしなければならないこと

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高校を卒業して就職するのか、あるいは大学や専門学校へ進学するのか、この時期には大きな選択をしなければなりません。既に将来を決めていてその専門技術を身に付けるために専門学校へ進むという選択もあるでしょう。

この専門学校に入学するにしてもやはり試験はあります。一般入試やAO入試、それから推薦入試があり、分野によってはかなりハードルが高い場合もあるわけです。ここではその入学準備について紹介します。


専門学校への入試には大きく分けて3種類ある

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現在、世の中では18歳人口の極端な減少が大きな問題になっています。

これはたとえば大学の2018年問題と呼ばれ、今ある日本の大学ではその経営に四苦八苦しているわけです。残念ながらこうした事態から姿を消していく大学も少なくありません。

確かに専門学校でもこのような学生の減少には大きな影響を受けてはいますが、多くの場合、専門学校を選ぶ学生たちは既に自分の進路を決めている場合がほとんどで、その専門技術を身に付けるためという大きな目的がありますから、比較的に進学者は多いと言えるでしょう。

しかし、単純に専門学校へ進学すると言っても、これにはあらゆる分野の学校が存在します。専門学校は特定の職業に必要な知識や技術を身に付けることを目的としていて、その分野は医療を始め、文化、衛生、工業、商業、教育、社会福祉、服飾、農業などの種類に分類され、入試は各分野の学校で様々な方法で行われているわけです。

当然、中にはものすごくハードルが高い専門学校もあり、その入試対策にはかなり悩まされる場合もあります。入試は一般入試やAO入試、または推薦入試のどれかを選択して受験することが可能です。


専門学校を一般入試で受験するためには専門科目などの準備が必要になる

専門学校の入試では、大学と同様に一般入試で受験する学生も多くいます。この一般入試は書類選考から始まり、学科試験と面接を組み合わせて行っている学校が多いです。問題となるのが学科試験ではないでしょうか。その内容は専門学校ごとに様々です。

たとえば、一般常識問題を出題するところもあれば、より専門的な科目の試験を行うところもあります。受験する学校を決めるときに予めこうした受験の内容は抑えておくことが肝心です。この学科試験の対策はかなり頭を抱えてしまうのではないでしょうか。

より専門的な科目の試験ならばその対策も大変です。たとえば、介護職などの医療系の専門学校は今の時代ではけっこう人気ですが、この分野では生物や化学が出題範囲に含まれることもあるわけで、それらの受験対策はやはり大学受験並みに準備が必要になります。

過去問なども出ているところもありますから、これを使って対策することがおすすめです。さらに実技試験を行う専門学校もあります。このような試験に関する情報は、早い段階から揃えておくことが大切です。

AO入試で受験する場合には志望理由などを明確にしておくことが大事

大学入試や専門学校の入試で、最近よく耳にしたり目にしたりすることが多くなったのが、AO入試という受験スタイルです。この入試方法は、これまで行われてきた推薦入試とは少し異なる試験になります。AO入試の方法は、その受験生の適性や意欲などを見て、その専門学校が求める人材かどうかを問われる入試方法です。

推薦入試と大きく違う点は、推薦に必要な推薦状などは必要なく、あくまでも個人の意思が試されるものとなります。この入試で大切になるのは志望理由書などの書類はもとより、何回か行われる面接です。他に小論文や課題発表があったりします。

AO入試のエントリーは夏頃からスタートする場合が多いです。ですからこの入試スタイルで受験を決めたのであれば、できる限り早い段階からの準備が必要になります。前述したように、この入試方法で重要視されるのは志望理由書や面接ですから、その対策は万全にしておかなければなりません。

志望理由はその学校で学ぶ意欲や目的意識が重視されることが多いので、それをしっかりと言葉で伝えられるようにしておくことが必要でしょう。将来どうなりたいのか、そのためにはどうすればいいのか、こうしたことは迷いなく言えるようにしたいものです。

専門学校の推薦入試では高校生活で行ってきた様々な取り組みも評価される

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最後に推薦入試ですが、この入試スタイルは昔からあるもので、特に専門学校ではこの入試スタイルが中心となっています。

高校受験の際に推薦入試で私立高校を受けるとき、中学校から推薦状というものをもらってそれを高校に提出するわけですが、専門学校の推薦入試でも高校の推薦状が必要です。

この推薦入試の選考方法ですが、大概、書類選考と面接試験が行われ、これに小論文や作文などが課される場合もあります。それから学科によっては実技試験が課される場合もありますので、これは予め確認することが大事です。

実技試験で多いのは、保育系や幼児教育系ではピアノの試験、建築系や美術系ではデッサンの試験、それからスポーツ系では体力測定などになります。また、最近では歯科技工士を目指す人も多いですが、この専門学校ではデッサンや工作の試験を行うこともありますから、試験前にはしっかりと準備しておくことが必要です。

推薦入試という受験スタイルを選択するときに大切なことは、高校時代の学業や部活動はもちろんのこと、ボランティアなどの学外活動への取り組みが評価されることが多いので、これらの活動を高校生活の中で行ってみることも大切でしょう。

在学中に高度なスキルが身に付く情報系の専門学校を探してみよう


専門学校を選ぶメリットとは

日本の社会も大きく様変わりし、今は昔と違って学歴よりもスキルが重要視されるケースが目立っています。そのために4年生の大学ではなく、専門学校へ進む学生も多くなりました。専門学校は多くの場合が2年制となります。

この2年の間に専門のスキルを身に付けるわけですから、並大抵の努力では通用しないでしょう。しかし、そうした試練を乗り越え、実際に社会へ出れば、学校時代に学んだ様々な技術は自分の宝となるわけです。

就職するにしても専門学校出身者は即戦力になる人材として見られます。

大学からの就職率より、専門学校からの就職率の方が高いというデータも出ていることからも理解できるでしょう。また、専門学校に通う大きな魅力として、専門科目を学ぶための設備が整えられているということがあります。

これは当然のことですが、大学などの教育機関ではできないことでしょう。さらに専門の資格が取れるという魅力があります。専門学校ではそうした専門の資格に対応したカリキュラムが組まれていますから、独学で資格を目指すよりも有利に取得することが可能です。

こうしたことから、専門学校の学生たちはけっして受け身ではなく、積極的に学ぶ姿勢をもっている学生が多いと言えるでしょう。